2007年09月28日
日体大記録会−日本体育大学−
続いて日本体育大学
10000m
10組
5 森 賢大(日本体育大学)29'25"01
7 出口 和也(日本体育大学)30'02"87
9 野口 功太(日本体育大学)30'15"41
11 永井 大隆(日本体育大学)30'36"15
19 竹中 友人(日本体育大学)31'04"32
9組
21 長尾 正樹(日本体育大学)30'54"26
29 久保岡 諭司(日本体育大学)31'16"32
31 藤田 翔(日本体育大学)31'24"39
5000m
26組
5 北村 聡(日本体育大学)13'40"98
25組
4 野口 拓也(日本体育大学)14'05"63
18 藤原 司(日本体育大学)14'14"65
31 高橋 宏弥(日本体育大学)14'31"21
毎年、日体大は秋シーズン最初のこの記録会で好記録を出しますね。
合わせてきているんでしょう。完璧に記録を狙うようなことはなくても、駅伝もトラック中心で攻めていくのが日体の方針。
【レース展開】
10000m−10組
前半は1周70秒前後で推移。5000mを14分35秒で通過し、日体勢では唯一森選手が先頭集団。この悪条件の中、途中、集団を果敢に引っ張るなどタイム以上の強さを見せたと思います。期待されたルーキー出口選手は後半に順位を上げるなど、良い走りでした。野口選手はまずまずでしたが、もう少し前にいけるのでは?と感じました。
5000m−26組
駒澤の記事でも書きましたが、北村選手は非常に良い走りをしていました。
駒澤勢など強い日本人選手はいましたが、彼らに一度も前を譲ることなく、5年ぶり自己記録更新の快走。好調をアピールしました。3年間良いことがあまりなかった学生駅伝。最後の今年は、素晴らしい走りを見せてくれるでしょうか。
【今後に向けての考察】
日体大は、時期ごとにチームで調子が揃っていて、足並みを合わせて同じ記録会に出るようなチームカラー。(駒澤のハーフ路線組が出来たり、東洋の個人個人で調子が上がってくる時期が違うようなチームではないということ。もちろん例外ありですが)
外野から見ると、
言葉は悪いですが、記録会に‘出し惜しみ’をしないチームでしょう。
今回、不出場だった主力選手は谷野選手・石谷選手あたり。
2人は故障でしょうか?
彼らを足しても、まだ戦力的に不足してる感が否めません。
今年、別府監督は雑誌などで常々、
「北村以外にチームの核となる選手を作りたい。石谷・野口功・竹下・永井・森らにはさらなる成長、自立を」といった趣旨の発言をしていました。
今年、何人かの主力選手が卒業しましたが、一番大きな穴はやはり保科選手(現・日清食品)。4年間主要区間を走り続け、常に安定した走りでチームを押し上げてきたエースの存在は大きかったでしょう。保科選手は、なにより駅伝で、流れを変える力がありました。
良い流れで来たら良い走り、
悪い流れで来たら悪い走りになってしまうのが普通の選手。
しかし彼は、悪い流れで来ても、それを断ち切るどころか一人で良い流れに変えてしまう、そんな走りができる芯の強い選手でした。
それがエースというものでしょう。
今の日体大に流れを変える走りができるのは北村選手のみ。森選手がやや抜けてきた感はありますが。別府監督のコメントで、「北村がいなかったらどうするんだ!!」とありましたが、まさにその通りでしょう。
流れを変える力と書きましたが、変える以前に、流れを作る力も非常に重要。駅伝のスタートは横一線、つまりどこも同じ。
何も差がないところから、
他と比べて相対的に良い流れを作らなければいけません。
ポイントなのは、他と比べて相対的にというところ。
箱根の1・2区を例にとると、今年、国士舘大学は1区竹田選手・2区高久選手というオーダーで臨みました。竹田選手は区間20位でしたが、混戦で前とそこまで差があるわけではありませんでした。2区高久選手も前を全く追うことはできず、最後の数mで1人抜いただけ。調子がどうだったのかは分かりませんが、2人とも持ちタイムも良く、国士舘としては、チーム内で最も強い2人を序盤からに並べたのでしょう。しかし結果はこのとおり。大東文化大もこんな感じでした。
2人ともチーム内では主力でしたが、他校のエースと比べると、流れを変えられる程の力は無かったということでしょう。
混戦に拍車が掛かっている近年の大学駅伝では、どこかで前に出ないと(流れを作らないと)上位進出は難しい。
層の厚さも大切ですが、確固たるエースの存在が重要になってきています。
少々話題がとびましたが、
昨年までは、保科選手・北村選手が作った良い流れに乗って走っていた石谷・野口功・竹下・永井・森選手。彼らが一皮向け、エース区間で勝負できるような選手になれるか。これが今年の日体大のテーマでしょう。










