2007年12月19日

小澤選手を軸に、再び上位へ−亜細亜大学−

ajia







前回、優勝候補に挙げられながら、プレッシャー・ピークのずれによって10位と惨敗を喫した亜細亜大学 今年は再びダークホース的な存在として、上位をうかがうか。

【区間予想】
緒方菊池益田小川小澤
三船谷津与那覇藤田宮田

控え:吉川・神山・吉見・濱崎…

前回1区を走った吉川選手は出雲以降試合に出ていないので外してみた。しかし、1万m28分台で本来なら菊池選手の次に力に持つ選手なので、復帰はチームとして大きい。戦力に幅が出る。
1区は緒方選手か。昨年から良い走りをしていたが今年目立ってきた。学連記録挑戦会では、菊池選手と共に最も速い組に入れられていたスピードのある選手。ダイナミックで綺麗なフォームで、器の大きさを感じさせる。何かきっかけがあれば大きく化けてくる気がする。来年の亜大を引っ張っていくのは彼ではないか。
2区は菊池選手で間違いないだろう。
3区は益田選手と予想。故障でもしてたのか、前回の箱根後〜秋まで全くといっていいほど試合に出ていない。昨年この時期の東海大記録会で亜大6人が28分57秒〜29分02秒走ったが、その中の一人が益田選手だった(29分00秒16)。亜大が上尾ハーフで63分台を出すのはそう難しいことではないが、29分フラットは一般的に見ても簡単には出せない。本来の力を戻してきたらかなり強い選手だ。
11月の上尾で65分少しで走り、12月頭には29分30秒まで戻してきた。最後1ヶ月でどこまで上げてくるか。
復路は谷津選手藤田選手宮田選手ら上級生。
彼らは箱根初出場になるが、決して今まで力がなかったわけではない。去年、一昨年から力はあったが、ギリギリのところでメンバー漏れしてきた。試合での実績はないが、ずっと力を溜めてきた信頼できる選手たちである。そういった選手を復路に置けることは大きい。堅実に走ってくれるだろう。


【キーマン小澤選手】
忘れてはならないのは、4年連続5区を走る小澤選手
亜大の上位進出は彼の快走なしにはありえないだろう。
過去3年間は、
1年次 1:14:08(区間8位)
2年次 1:21:18(区間4位)
3年次 1:22:50(区間11位)という成績。

5区の歴代記録(2年分)を見てみると
83 今井正人(順大)1:18:05
82 今井正人(順大)1:18:30
82 村上和春(駒大)1:19:30
82 下重正樹(日大)1:20:19
83 尾籠浩考(明大)1:20:39
83 山本 亮(中大)1:20:55
82 小澤 信(亜大)1:21:18
83 北村 聡(日体大)1:21:23
82 北村 聡(日体大)1:21:36
83 小山祐太(山学大)1:21:37
83 佐々木悟(大東大)1:21:45


2年次は各校の名立たるエースに混じって素晴らしい走りだった。前回は坐骨神経痛の影響で満足のいく結果ではなかったが、今年は期待できそうだ。
10月の日体大記録会・12月の記録挑戦会の10000mで小澤選手の走りを見たが、実に良い動きだった。バネでスピードにのっていく走りでは全くないが、小刻みなピッチで亜大らしい走り。それでいてスピードが出ていて、亜大タイプとしては最高の走りをしていた。秋以降順調にきているので、最後に一発やってくれるのではないかと思う。タイム的には1時間20分切り、少なくとも2年次の記録を1分は上回りたい。


【上位進出への鍵】
今年の亜大の下馬評は6位前後だろうか。6位前後なら、ミスをしないで流れに乗ればなんとかなる順位。しかし、もっと上(3位など)を狙うには、どこかで必ず前に出る区間がないといけない 前々回のように有力校が総崩れでも起こさない限り、無難に繋いでも3位はとれない。特に今年はエースが鍵を握るスピード駅伝、亜大はエースがいないので、2区や3区で前に出るのは厳しい。他校と比べて、相対的に前に出れるところは5区である。
上にも記したが、小澤選手は非常に期待できる。また、今年は例年より5区の人材が手薄になると思われるので、亜大が一発でかいことをやれる可能性がある区間は5区ぐらいだろう。

5区の小澤選手を活かす為に、5区で前に出る為に、重要になるのはどの位置で繋げられるか。どこの大学もエース級を最初からガンガン並べてくる。そこでなんとか耐えられるかどうかが最大のポイントになるだろう。アクシデントでも無い限り1区はそこまで遅れないだろうから、2区だ。史上最強の2区決戦で候補選手を見ると、かなりハイレベルな争いが予想される。その中で、菊池選手が自分のペースで走って、10番手あたりでは3区に繋いでいきたい。
その後は、3・4区で順位をキープし5区で勝負。往路を5〜6位で終えられれば上出来か。復路は一気に勝負することはできないが、ジリジリと差をつめられるメンバーだ。今年は優勝というプレッシャーもない、前々回のように亜大らしい堅実な走りで上位を伺っていきたい。
復路に1万m29分30秒やハーフ63分台の選手を簡単に並べられるチームは殆どない。控えも充実している。

往路は耐えて5区で勝負、他校の戦力が落ちる復路で本当の勝負


ちなみに過去13年の箱根の成績は、
11位−7位−12位−4年間不出場−7位−17位−3位−7位−1位−10位
一年ごとに上がったり下がったりを繰り返している。
順位の振幅がやたら大きい。この流れだと今年は上がる年…?

hakone83 at 15:18コメント(2)トラックバック(0)84回箱根駅伝戦力分析  | 亜細亜大学  この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by 駒澤特急    2007年12月22日 21:23
亜細亜についても区間を見た限りでは1区吉川2区菊池3区益田5区小澤は固定としてみていますが復路では9区に与那覇10区が藤田というパターンも見ていることと緒方が4区もしくは復路の主要区間に投入させる可能性もあるので警戒心を抱いています。
また、早稲田の竹澤がスポニチのHP上で「箱根欠場の可能性も」と書いてありました。
私の方は「受けてやろうではないか!!」とケンカ腰の姿勢で東海や日体大に早稲田に東洋や亜細亜あたりは意識しながら受けております。
2. Posted by ネコハ★    2007年12月25日 04:07
亜細亜は怖いですよね。
前回10位と惨敗してるだけに、今年はプレッシャーなく上がっていくだけですし。
与那覇選手−藤田選手で最後の2区間は他校にとっては脅威。往路に注ぎ込んだチームは手薄になるところですしね。
2区まで上手くいけば、面白い戦いが出来るのではと自分も思っています。
確かに亜細亜は警戒すべきチームですね。


竹澤選手や松岡選手の状態は心配ですね。どうなるのでしょうか。
駒大も昨年のように体調不良でやられないように、ここからが勝負ですね。

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