2008年05月08日

高校駅伝の名門−佐久長聖−

佐久長聖佐久長聖2佐久長聖3







5月5日の日体大記録会で、2年ぶりに高校生の13分台ランナーが誕生しましたね。
5000m 最終組(16組)
1 岩井 勇輝(旭化成) 13:54:06
2 岩水 嘉孝(富士通) 13:57:93
3 村澤 明伸(佐久長聖高校) 13:58:72
4 木野 行純(エスビー食品) 13:58:76
5 大西 智也(東洋大学) 13:59:07

400m(63秒)-800m(2分09秒)-1000m(2分43秒)というハイペース。ワウエル選手(富士通)・岩井選手(旭化成)・田中選手(城西大)・佐藤選手(城西大)・出口選手(日体大)・末松選手(駒大)らが前の方で引っ張る展開で、村澤選手も好位置。
2000mは5分33秒(この間1000m2分50秒)と、ペースが落ち着いたところで村澤選手が先頭に。すぐさま岩井選手・岩水選手(富士通)らに譲るも、安定した力強い走りで、2〜3番手をキープ。3000m通過は8分22秒(2分49秒)4000mも11分14秒(2分52秒)で13分台に届くかどうかのペースで推移。しかし、ラストで岩井選手が素晴らしいスパートをみせて13分台で1着。村澤選手もしっかりまとめて大台突入。大西選手(東洋大)も後半粘り、復帰戦ながらも13分台の走り。

14組
1 大迫 傑(佐久長聖高校) 14:21:04
2 佐々木 健太(佐久長聖高校) 14:21:37
3 佐々木 雅昭(駒澤大学) 14:30:76
4 山下 聖人(NTT西日本) 14:31:25
5 山下 隆盛(中央大学) 14:33:39

最初の1周目(400m)から70秒とスロー気味の入り。前に出て引っ張ろうとする選手が見当たらないような大集団で、1000m通過(2分55秒)もペースは変わらず。山下選手(日大)や山下選手(NTT西日本)が前に出て、大迫選手・佐々木選手の佐久コンビが後ろに付く展開。2000mも5分50秒(2分55秒)でイーブン。2分55秒で5000mを走りきると14分35秒になり、記録的にはやや物足りないペース。3000m過ぎたあたりで佐久コンビが抜け出し、後続と差をつけ始める。4000m通過は11分34秒(この間2000m5分44秒)とビルドアップ。2人で競り合い、最後は大迫選手が勝った。

Sさんより提供、大迫選手・佐々木選手の動画(上:中盤 下:ラスト)



11組
1 平賀 翔太(佐久長聖高校) 14:30:55
2 太田 清史(佐久長聖高校) 14:31:13
3 折田 拓也(亜細亜大学) 14:36:32
4 比良元 清和(神奈川大学) 14:37:24
5 村上 勝紀(拓殖大学) 14:37:25


結果を見て分かるとおり、この時期から素晴らしいタイム。
何より特筆すべきなのは着順でしょう。11組と14組は1・2フィニッシュ、強豪揃いの最終組でもエース村澤選手が3着。決して無理をさせず、比較的余裕のある組で走らせたのでしょう。14組の大迫選手・佐々木選手は後半にペースアップしてのタイムですし、記録を狙う走りではありません。余裕があったという表現は適切じゃないにしろ、記録を狙った走りではなく、あくまで普通に出した14分20秒だからこそ価値があるのではと。
11組は見ていなかったので結果でしか語れませんが、佐久の2人が1・2フィニッシュで、3着以下に5〜6秒の差をつけているところを見ると、14組と同じような展開だったのかなと。

それにしても、佐久長聖の選手は本当に良い走り(動き)をしますね。動画を見てても惚れ惚れします。スピードに乗った、力みがなく無駄のないフォーム。距離を踏んでる大学生にはとてもあのような走りはできないでしょう。型がしっかりしてますね。特に村澤選手は、力強く、完成されているフォームな気がします。大迫選手・佐々木選手は村澤選手ほどのパワーはありませんが、まだ未完成で発展途上なだけで、今後伸びていける素材でしょう。
高校生は、むやみやたらにスピード練習で叩くのではなく、余裕を持った距離走重視の練習で伸ばしていくスピードが大事なのかなと感じました。ガチガチの強固な走り込みで体得したスピードのある高校生と比べたら、将来性は一目瞭然でしょう。

いつも大学生しか見ないので、高校生を見ると新鮮ですね(笑)
今年こそは、念願の都大路初優勝を掴み取って欲しいですね。

hakone83 at 18:54コメント(0)トラックバック(0)大会観戦  | 高校駅伝  この記事をクリップ!

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